毛穴が開く原因とは?目立つ毛穴の対策方法

お肌の悩みでも上位に挙げられる毛穴の悩み。

鏡を見るたびに開いた毛穴が目に入り、イヤになることってありますよね。

このポッカリと開いてしまった毛穴や黒ずみをどうにかできないか?

毛穴が開く原因と対策方法を教えたいと思います。


まず毛穴が開く原因は主に3つ。

それは

●肌の乾燥
●皮脂の過剰分泌
●肌のたるみ



まず、肌の乾燥による毛穴の目立ちとは、肌の表面に水分が足りない状態で目立つ毛穴のことです。

肌が乾燥することにより、肌がゴワゴワして硬くなっていきます。

そうなると肌の潤いを保つバリア機能が失われ、その結果、バランスが崩れたバリア機能を正常に保とうと、皮脂を過剰に分泌させる原因となってしまいます。

通常、正常な肌は、皮脂が汗と混ざり合うことにより肌の乾燥を防いでくれる皮脂膜を形成します。

この皮脂の分泌量は思春期からだんだんと増え始めて、20代前半でピークとなります。

しかし、生活習慣の乱れなど様々な要因が重なることで、皮脂が過剰に分泌されることがあります。

皮脂が過剰分泌されることで毛穴が広がってしまい、その結果、目立つ毛穴の原因となってしまいます。

過剰分泌された皮脂が、洗顔などで取り切れず残ってしまうことで、古い角質と混ざり、角栓がたまって目立つ毛穴となり、それが「詰まり毛穴」となります。

加齢による肌のたるみも毛穴が開く原因となってしまいます。

老化によって、肌を支えている真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少することにより、皮膚がたるんで下に伸び、その結果、毛穴が開くことに。

こういった縦長に伸びて、しずくのように開いた毛穴が「たるみ毛穴」と呼ばれるものです。


毛穴が目立つ主な原因を紹介しましたが、では、どうやって毛穴を改善すればいいのでしょうか?

それにはしっかりと汚れを落とす洗顔が重要。

かといって洗浄力が強すぎる洗顔料だったり、必要以上に肌をゴシゴシこするように顔を洗うのは逆効果です。

皮脂が気になって、一日に何度も洗顔をするのも厳禁。

過剰な洗顔は肌の乾燥のもととなりますので注意が必要です。

洗顔のコツはたっぷりの泡で、優しく肌をこすらないように洗うこと。

泡立てネットなどを使用して、手を逆さにしても落ちなくらいモチモチの泡になるまでよく泡立てましょう。


しっかりと肌の汚れを取り除いたあとは、きちんと保湿をすることが大切。

皮脂が多いからといって化粧水をつけなかったり、ベタつくからといって乳液やクリームを使用しないと、キメが乱れて毛穴の開きも詰まりも目立つ状態となってしまいがち。

肌が乾燥気味の方はもちろん、皮脂が多くてベタつく場合でも、実は肌の乾燥から皮脂が過剰分泌している可能性もありますので、保湿に使用する化粧水や美容液を見直してみることも考えてみましょう。

洗顔や保湿といったスキンケア以外にも、顔の筋肉を鍛える表情筋トレーニングもたるみ毛穴には効果的です。

普段から表情の変化が乏しいと感じているのなら、意識してクセを変えてみたり、表情を大きくしてみたりすることでもたるみ毛穴を改善できます。


さて、これまで毛穴の悩みのマイナスのイメージについて話してきましたが、毛穴は私たちにとって必要不可欠な存在なのです。

毛穴が必要な理由とは

・寒い時にキュッと毛穴を縮めて体温調整をする
・体内にある不要な老廃物を、汗とともに排出するデトックス機能
・皮膚呼吸のサポート



毛穴の開きが目立ち、気になってなんとかしたいと思う気持ちは分かりますが、毛穴は私たちの生活にとって必要な存在です。


一度開いてしまった毛穴を改善するのはなかなか難しいのですが、日々のケアやクリニックによって改善することは可能です。

まずは家で出来る簡単なセルフケアや、生活習慣を見直してみることからから始めてみてはいかがでしょうか?



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