シミの原因と対策

女性にとって気になるお肌の悩みのひとつにシミがあると思いますが、今日はシミの原因と対策について紹介したいと思います。

シミの原因を紹介する前に、まず、シミの種類を紹介したいと思います。


シミの主な種類は5つ。

●老人性色素斑
●肝斑
●雀卵斑(そばかす)
●対称性真皮メラノサイトーシス
●炎症後色素沈着



このなかの【老人性色素斑】と【肝斑】が大多数を占めているシミの種類となります。

では、シミの原因とは一体何なのか?ですが、シミの原因には

●紫外線
●女性ホルモンの変化
●活性酸素


などが挙げられます。

シミができる一番大きな原因は紫外線で、肌が紫外線を浴びることによってシミの原因となるメラニンが発生します。

通常は皮膚のターンオーバーによって、出来てしまったメラニンを押し出し、垢と一緒に剥がれ落ちます。

しかし、長年紫外線を浴び続けたり、生活サイクルの乱れによって肌のターンオーバーが正常に行われなくなると、メラニンが排出されず皮膚の内部に蓄積され、色素沈着=シミとなってしまいます。


また女性ホルモンの影響で出来るシミに肝斑があります。

このシミは30代〜40代以降の女性に多く見られるシミで、経口避妊薬(ピル)の服用や妊娠・出産を機に発生したりすることが多いとされています。

目の周りを避けて左右対称に、頬のあたりや口のまわりなどにもやもやとした薄いシミが広がるのが特徴です。

紫外線を浴びることによって濃くなることがあり、閉経後は薄くなるといわれています。

活性酸素もシミを増やす要因で、活性酸素が増えることでメラニンが1.3倍増えるも増えることが分かっています。

活性酸素が増える原因は、紫外線やストレス、タバコ、大気汚染などがあります


それでは、シミの対策ですが、出来てしまったシミを完全に消すことは難しいのですが、薄くすることは可能です。

肌のターンオーバーが乱れているのなら、まずはターンオーバーを正常に戻すこと。

食生活や睡眠といった生活習慣を見直してみましょう。

あと、一番大事なのがやはり紫外線対策です。

春先から夏までが一番紫外線が増える時期ですが、紫外線は一年を通して降り注いでいるもの。

日常的に日焼け止めを塗ったり、UVカットの傘や帽子などを使用して紫外線対策をしっかりとしましょう。

日焼け止めは汗で流れてしまったり、塗る量が少なすぎたりすると効果が半減してしまうので、しっかりと塗ったり、こまめな塗り直しが大切です。

ほかにも美白化粧品などを使用したり、ビタミンCやビタミンB類、ビタミンA・Eなどもシミに効く栄養素ですので積極的に摂取しましょう。

シミは適切なケアをすることでほとんど目立たなくすることが可能ですので、あきらめずに毎日しっかりと予防とケアをすることを心がけましょう。

シミ対策をちゃんとして、くすみのないキレイな透明感のある肌を手に入れましょう!



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